センテラス天文館(鹿児島市千日町)4階の天文館図書館ギャラリーで7月27日、「かぶりもの犬まんぺい写真展」が始まった。
黒木智大さん(日置市)の愛犬・まんぺいが「ご当地のかぶり物」を身に着けた姿を収めた写真を紹介する同展。黒木さんは2017(平成29)年、地方創生や地域おこし事業の参考にしようとリノベーションやコワーキングスペースなどの視察旅行を開始、同時に「何か思い出作りをしたい」と「かぶりもの犬まんぺい全国行脚の旅」も同時に始めたという。
旅先の観光地・名勝地でまんぺいのかぶり物やコスプレ姿を写真に収め、SNSで発信してきた。かぶり物は旅行前に黒木さんが自らデザインし、縫製会社に仕上げを依頼。各地での撮影中はまんぺいを写真や動画に収めようと人に囲まれることも多かったという。まんぺいは「生まれつき好奇心が強く、フレンドリーな性格で、人と触れ合うことも好き」なことから、「撮影する人も皆、笑顔になった」とも。
現在はコロナ禍で旅を休み、鹿児島の「隠れた魅力スポットの掘り起こしに奔走」している。同展では鹿児島市内で活躍する人との出会いをテーマにした作品を中心に展示するほか、まんぺいが実際に使ったかぶり物も展示する。
黒木さんは「写真を見て思わずクスッと笑ってもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。8月2日まで。