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鹿児島・慈眼寺に焼きたて食パン専門店「一本堂」 東京・目黒から移転

店舗外観

店舗外観

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 鹿児島・慈眼寺に焼きたて食パン専門店「一本堂 鹿児島谷山店」(鹿児島市谷山中央)がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 全国に120店舗を展開する同チェーン。鹿児島には初出店。店主の崎山博典さんは東京都目黒区内で2017(平成29)年2月より5年間、「一本堂目黒学芸大店」を経営したという。故郷・鹿児島へのUターンを決め、「ぜひ一本堂の食パンを食べてほしい」と谷山に出店した。

 食パン店を始める前はサラリーマンだったという崎山さん。脱サラを目指し何か良いビジネスはないかと探すなか、「一本堂」に出合った。「当時(2016年ごろ)、食パン専門店はまだ珍しい業態の一つだったが、食パンは日々の主食となるほか、総菜や菓子パンと違いトーストやサンドイッチなどさまざま形に変えられる使い勝手の良い食品。食パン一本でも十分ビジネス機会があると確信した」と振り返る。

 販売する食パンは定番品と日替わり品を合わせ10種類以上。定番には「ミミはパリッと香ばしく中はふんわり」という「一本堂食パン」(330円)、北海道産バターと純生クリームを使った「ホテル食パン」(420円)、一本一本手巻きで具材を織り込む「れーずん」(440円)、「ちーず」(540円、以上価格は全て1斤の料金)などがある。

 日替わり品は、低糖質食パン=水曜、高密度食パン=木曜など、店頭やインスタグラムで提供日や焼き上がり時間を知らせている。9月は、牛乳と練乳で作った「みるく食パン」、チョコチップを巻き込んだ小ぶりな食パンも発売する。

 崎山さんは「高級志向ではなく、日常食としての食パン店。お客さまの好みに合った食パンを見つけてもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は9時30分~18時(売り切れ次第終了)。月曜・日曜定休。

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