マフィンとコーヒーの店「Sweet William Cafe(スウィートウィリアムカフェ)」(鹿児島市樋之口町)が鹿児島・天文館にオープンして2月27日で3カ月を迎える。
店主の橋口佳枝さんはお菓子作りが好きで、マルシェでマフィンを販売したり、市内のカフェやキッチンカーに卸したりしていた。「起業したい思い」が徐々に高まり、2021年11月、クラウドファンディングでカフェ開業に向け資金を募った。
店舗は家族が経営していたクリーニング店をリノベーションした。テーブル3卓、カウンター4席を備え、テーブルのうち1卓は3~4人がけのソファ席。店内にはシャボン玉のような電球が集まったバブルシャンデリアを飾る。
マフィンは日替わりで5~6種類を用意し、これまで「キンカンとクリームチーズ」「スパイスエスプレッソ」「アップルシナモン」「バナナチョコチップクランブル」などの例がある。マフィンは「極ミニ」「デミ」「オリジナル」の3サイズを用意し(全サイズがないものもある)、店内で飲食の際には温めて提供する。価格は、デミ=350円~、オリジナル=450円~。
コーヒーはエチオピア、中国、ベトナムなどからの浅いり豆を用意し、ハンドドリップで用意する。価格はホット=500円、アイス=550円。そのほか、キャラメルラテやカフェモカ、ほうじ茶ラテなどもそろえる。
1月末にはランチも始めた。メニューは1種類のみで、現在は赤ワインで煮込んだミートソースのスパゲティ、オーガニック農園から仕入れた野菜のサラダ、旬の野菜や果物を使ったスープのセットを数量限定で提供している。
今後は「オーガニック野菜を生かしたランチメニューを増やしたい」と橋口さん。「年内には店内で雑貨の販売も始める予定」とも。
営業時間は11時~16時(ランチは11時30分~14時30分)。休業日はインスタグラムで知らせる。