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鹿児島の谷山漁協が「七ツ島海宝館」 錦江湾の鮮魚を直接販売

「七ツ島海宝館」の外観

「七ツ島海宝館」の外観

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 鹿児島・七ツ島(ななつじま)に3月4日、鮮魚・水産品を扱う物産館「七ツ島海宝館」(鹿児島市七ツ島、TEL 099-299-8465)がオープンした。

店内や商品

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 谷山漁業協同組合が直営する同施設。錦江湾に面する6漁協(指宿・山川町・かいゑい・喜入・垂水・谷山)の協力で、漁業者から魚を直接仕入れる方法を取る。市場や仲買を通さないためスーパーへの輸送コストや人件費がかからず、市価よりも安い価格で販売できるという。

 売り場面積は117平方メートル。錦江湾で取れた約30~40種類の魚介類をそろえる。店内にはイシダイ、タチウオ、マアジ、カサゴなど魚の詳しい解説を添えたパネルを展示。魚はその日の漁によって変わることから、今後インスタグラムで案内する予定。同店で購入した魚であれば「三枚おろし」までは無料で対応する。

 タイやカンパチなどの刺し身も数多く用意するほか、同施設製のソフト干物、地域の特産品や野菜も扱う。昨年の谷山港の拡張で「港面積が倍になった」こともあり、広い駐車場も備える。谷山漁協の事務所も同施設内に移転した。

 谷山漁協・代表理事組合長の横山幸二さんは「目指すは錦江湾のアンテナショップ。朝取れた魚をその日のうちに食べてもらいたい。港の近くにあるので水揚げの様子も見ることができる。ぜひ足を運んでもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

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