ラーメン店などがコラボする催事「マルヤラーメンジャック」の後半部が4月21日、鹿児島のマルヤガーデンズ（鹿児島市呉服町）7階・特設会場で始まる。

コラボラーメン例

　各週2店舗が出店し、会場限定のコラボラーメンを提供する同イベント。同館では鹿児島各地からカフェやカレー店、イタリアンなどが出店し限定メニューを提供する「キッチンジャック」を2020年7月より行っているが、昨年10月、メニューをラーメンに絞った「ラーメンジャック」を開催。今回は同館オープン13周年記念企画にも位置づけ、「8週連続コラボラーメン祭」として、3月24日から展開している。

　4月21日に始まる後半部は、鹿児島の有名ラーメン店「TAKETORA」と「麺屋剛」のコラボでスタートする（23日まで）。昨年10月にも行った両店のコラボは「キッチンジャックにおける売り上げ新記録を出した」とマルヤガーデンズ営業推進部の福田稔哉さん。メニューは前回も提供した「幻の醤油（しょうゆ）豚骨」と、今回初となる「剛虎中華そば」を予定する。

　そのほか、鹿児島ラーメン店「たけ家」と煮干し中華そば店「めんや こたん」（4月28日～30日）、鹿児島ラーメン店「みよし家・本店」と同館地下にも店舗を構える「鹿児島餃子商店」（5月3日～7日）、独自スタイルの鹿児島ラーメン店「サカノウエユニーク」とイタリア料理店「イルフェリーチェ」（5月12日～14日）のコラボをラインアップ。

　店の組み合わせを決める際は店側の希望を優先しているという。「コラボは料理の相性だけではなく、オーナー同士の相性も同じくらい大事。楽しんでコラボできることが一番良いものを生み出せる」と福田さん。「店舗営業との差別化を図り、ラーメンジャックの付加価値を高める」ため、会場限定品であることにはこだわる。「一貫して当館でしか食べることのできないモノやコラボを依頼している」とも。

　開催時間は11時～（終了時間は店により異なる）。