アート企画展「創宴(そうえん)」が5月11日、ギャラリー白樺(鹿児島市泉町)で始まる。
主催は鹿児島芸術総合サイト「ART・PORTE(アート・ポルテ)」。代表の古賀星羅さんはこれまで公募グループ展を市内で開催してきた。今回はアートや展示の幅を広げようと、古賀さん自身が「直接作品を見たい、共に展示会を開きたい」と思った作家に出展をオファーする形で参加者を集めたという。鹿児島県内外から13人が参加、ギャラリー白樺での開催は今回が初。
会場には絵画・切り絵・日本画・デジタル画・ペン画などを展示。県内からは、色鉛筆で写実的な昆虫・動物などの作品を描く北田俊也さん、デジタル画でありながら水彩画を思わせる作品を描くみずもとみほさん、水彩画で植物を多く描いている原口あかねさんなど。県外からは、日本画で恐竜を描く水島篤さん、動物をモチーフに植物と電子回路を組み合わせた切り絵を作るゆうきぷちこさんらが参加する。
タイトルの「創宴」には「創作活動をする人々と鑑賞者が集い、交流の場になってほしい」という思いを込める。古賀さんは「鹿児島ではなかなか見ることのできない作家の作品を見ていただき、県内の作家の刺激にもなる作品展になれば」と期待を込める。
開催時間は11時~18時。入場無料。今月16日まで。