定食店「とんかつ 濱川」(鹿児島市中山町)が6月1日、鹿児島・中山にオープンした。
自らもとんかつ好きでさまざまな店を食べ歩いたという濱田勝哉さんが店主を務める。「自分でおいしいとんかつ屋をやってみたい」という思いで開業した。店内は木目調を生かした和モダンな内装に仕上げた。オープンキッチンを囲むようにカウンター6席があるほか、テーブル14席、座敷(8人)の計28席を備える。
メニューはロースカツ定食(1,400円)、ヒレカツ定食(1,600円)のほか、唐揚げ、チキンカツ、メンチカツ、黒豚コロッケなどを定食セットで用意する。カツ丼やカツカレー、子ども向けメニューもそろえる。
「素材には特にこだわっている」と濱田さん。豚は鹿児島県産で「脂の甘さが特徴の、肉全体が柔らかいもの。ブランドについては企業秘密」とも。とんかつの衣は「純生パン粉」を2種類ブレンドし、揚げる際の脂も3種類をブレンドする。同店ではラードは少なめに使い、「食後のもたれ感が少なく、あっさりとした味わいになるよう工夫している」という。ご飯は、鹿児島県産の九州ブランド米「にこまる」を使う。
とんかつにはソース、塩、からしを用意する。「ぜひ塩だけで、とんかつそのものの味を楽しんでほしい。お客さまの中にはソースと塩の食べ比べをする人もいる」という。
濱田さんは「ぜひロースカツ・ヒレカツを食べに来てほしい。鹿児島で一番おいしい店と言われるようになれれば」と意気込む。
営業時間は、11時~14時30分、17時~21時。月曜定休。駐車場は店舗前に10台。