デザインとクラフトの回遊型イベント「ash Design & Craft Fair(アッシュ・デザイン&クラフトフェア)」が11月18日、南九州の78店舗で始まった。
ショップやカフェ、商業施設などの「店舗」を会場に、陶芸や木工、アクセサリーやイラストなど多岐にわたるジャンルの「作家」が作品を展示する同イベント。開催は16回目。今年は鹿児島県内で67店舗、宮崎県内で11店舗、全国から103組の作家が参加する。
毎年、参加店・作家を網羅した公式パンフレットを用意し、回遊者が作家や作品との出合いや町巡りを楽しめるようにする。5カ所の店のスタンプで応募できるスタンプラリーも行う。
11月25日には、鹿児島市とのコラボレーションで、夜のイベント「ニューポート・ナイトジャンボリー」を初開催する。3会場で同日開催するもので、いおワールドかごしま水族館では、芝生広場にフード・ドリンクを販売する店が出店し音楽ライブなども行う「新港夜市」(入場無料)、江夏潤一さんら鹿児島にゆかりのあるアーティストが水族館をテーマにした約20点の作品を水族館の大水槽前に展示しトークイベントも行う「ナイト・アクアリウム」(事前予約優先、要参加費)を開催。音楽ライブや県産クラフトビールを組み合わせたサンセットクルーズ(BMC クイーンズしろやま、要申し込み・参加費)も行う。
古民家再生中の「めいざんち」(名山町)で12月3日、鹿児島の2人組音楽ユニット「はとむすび」さんが「みんなで作曲ワークショップ!」と音楽ライブも行う(要参加費)。「最終日にアッシュを振り返り、体験、エピソード、思いを共有し、曲にする体験型ライブ」になるという。
アッシュ広報の黒瀬優佳さんは「今年も例年同様、各ショップ・ギャラリー、そして作家のプレゼンテーションを街巡りと共に楽しんでもらえれば」と呼びかける。「クリスマスのギフト探しにも実は良いタイミング」とも。
開催時間・休業日は店により異なる。12月3日まで。