鹿児島の百貨店「山形屋」(鹿児島市金生町、TEL 099-227-6327)1号館6階の大催し場とベルク広場で9月11日、同社女性スタッフが選ぶ「使ってみたいMONOフェア」が始まった。
各売り場から選抜された若手女性スタッフ自らが商品を選び、現地に赴いたり、直接出店交渉を行うなどして、準備に半年以上を費やしてきた。「長く携わっているので、スタッフのこだわりも思い入れも強い」とフェアを取りまとめる久保園愛耶香さん。
2000年に始まり、今回で13回目を迎えた同フェア。「毎年の開催でフェアの認知度も上がってきた。昨年は無かったスマートフォン関係のアイテムが今年は多く、その年の流行に合わせ商品も移り変わっている」という。昨年は生活雑貨や美容などカテゴリー別にチームを分けて「MONO(物)」を提案した。今年は「HAPPY GIRL」をテーマに「人」にスポットを当て、3つのコンセプトで提案する。ブランド67社が出店し、うち42社が初出店となる。
「CANDY GIRL」は、女性であることを楽しみ、いつもかわいくありたいと願う、流行に敏感な「イマドキGIRL」がコンセプト。ターゲット層は20~30代女性。「おすすめ」のアイテムは、「ファンタスティック」のスマートフォン専用グラフィックステッカーや、「MeriMeri(メリメリ)」のペーパー雑貨など。売り場には、色とりどりで「明るい気持ちにさせる」アイテムを並べる。
「オトナ女子」は、「流行ばかりにとらわれず自分という一人の人間を尊重し世界観を大事にしている女性」がコンセプト。ターゲットは20代後半~40代。「おすすめ」のアイテムは、「neuf project&OMNES(ヌフプロジェクト&オムネス)」のiPhoneケース、星型間接照明の「スターライツ」、「Bike Cap(バイクキャップ)」のサドルカバーなど、チームスタッフがセレクトした大人向けアイテムを並べる。
「Joy Basket」は、「五感で楽しむ食を通して人とのコミュニケーションを大切にする女性」がコンセプト。「心が弾み思わず笑顔になる」フードをそろえる。ターゲットは20~50代。「おすすめ」は、「さくら堂」の「元祖生あんぱん」(期間中毎日個数限定)、「元祖博多めんたい重」の「贅沢(ぜいたく)めんたい重 温玉トロロのせ」、「万田酵素」など。
営業時間は10時~20時。今月17日まで(最終日は17時まで)。