薩長同盟や薩摩・長州の幕末の歴史についての知識を問う「第1回 薩長幕末歴史検定」が12月16日、鹿児島市などで行われる。
薩長同盟150周年(2016年)を控えて実施する同検定は、「坂本龍馬幕末歴史検定」「新撰組検定」に続く幕末歴史検定シリーズ第3弾。今回行われるのは「薩長同盟や薩摩・長州の幕末の歴史を学び始める」3級と「より深く知る」2級。
薩長幕末歴史検定運営事務局(日本出版販売内)が主催し、原口泉さん(鹿児島志學館大学教授)監修。「この検定を通して鹿児島県、山口県の観光交流をさらに促進させることができれば」と、両県の観光連盟が後援する。
試験方法は4択問題のマークシート形式、試験時間は50分。どちらも全80問中55問以上の正解で合格。開催場所は東京・大阪・山口・鹿児島。検定場所は受験票に記載される。
「幕末の歴史や明治維新を語るうえで、薩摩・長州両藩の功績を外すことはできない。近代日本の礎を作った志士たちの生きざまは、現代を生きる上でも多くのヒントになるはず」と同検定運営事務局の清水健之介さん。「薩長同盟150周年という記念すべき年を前に、この時代、そしてこの時代に生きた人たちについて今一度振り返ってみては」とも。
検定料は、3級=4,700円、2級=5,600円、3・2級併願=9,600円。「坂本龍馬幕末歴史検定」「新撰組検定」の合格者は幕末割引として300円引き。オンラインでの申し込みは12月2日まで。