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吉本興業と鹿児島の特産品がタイアップ-「面白おいしい」商品ズラリ

完成した商品を試食する、吉本興業の黍原義和さん(写真左)、内田勝規さん(写真中央)、未知やすえさん(写真右)

完成した商品を試食する、吉本興業の黍原義和さん(写真左)、内田勝規さん(写真中央)、未知やすえさん(写真右)

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 吉本興業グループ(東京都新宿区)が鹿児島県特産品協会(鹿児島市名山町)と協働で県内11の特産品製造企業とコラボレーションした「面白おいしい」鹿児島商品を開発し、12月12日、県庁でお披露目した。

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 関西での活発な県人会の活動などを背景に、昨年10月に特産品協会と吉本興業、鹿児島県は「笑いと特産品で世界を元気に!」をテーマにパートナー宣言をしている。今回の取り組みは、全線開通3年目を迎えた九州新幹線効果の持続・発展と、県産品のさらなるイメージアップ・市場の開拓を図ろうと企画。吉本興業の取り組みとしては全国で初となる。

 今年5月から毎月1回、吉本興業からアドバイザーが来鹿し、県内製造企業と容器や包装紙などのデザインを検討し、話題性や意外性のある商品づくりに取り組んできたという。開発期間8カ月を経て、計11社16品目の商品が完成した。お披露目会に大島紬(つむぎ)の着物を着て出席した吉本新喜劇の未知やすえさんは「家族の中で明るい笑顔が生まれるような商品ばかり」と話した。

 商品ラインアップは、岩川銘木(東開町)が屋久杉を使って制作した「厄過ぎ箸」(1,050円)、大久保水産(いちき串木野市)の「うすやき花月・花ちりめん」/「月きびなご」(各567円)、九面屋(霧島市)の「南国銘菓の赤松せんべい」(210円)、南国アールエスリカー(西別府町)の木だる蒸留の焼酎をブレンドした「爆笑酎」(1,575円)、鹿児島弁と関西弁の方言が書かれた空き箱でハリセンが作れる、南海食品・月揚庵(谷山港3)のさつま揚げ「ツッコミ棒天」「ツッコミ棒天(野菜入り)」(各735円)、南海堂(伊敷4)の昔懐かしい黒糖駄菓子「パンクブーブーの黒佐藤棒」(315円)、萬來(志布志市)が全食材に鹿児島県産のものを使った弁当で、容器を鹿児島弁の辞書に見立てた「かごしま弁」(1,050円)、福山物産(霧島市)の「梅黒酢つぼ漬」(473円)、ヘンタ製茶(霧島市)の「シェイクイット霧島ちゃ~」(210円)、「鹿児島黒霧島ちゃ~」(1,260円)、南九州ファミリーマート(真砂本町3)の「直巻かつおみそおむすび」(115円)、「ちりめん×安納芋おむすび」(120円)、八木竹工業(薩摩川内市)が全国一の竹林面積を誇る鹿児島の竹を使って制作した「笑・竹・売『わっぜぇ、縁起よか~』さつま竹製コップ」(1,890円)/「さつま竹製へら」(1,260円)。

 「昔ながらの商品を今風にアレンジし直した商品など、ヒットするのでは」と吉本興業担当者。特産品協会では、県内外だけでなく海外に向けても発信していきたいと意気込みを見せる。

 12月13日より随時販売を始める。主な販売場所は、大阪のなんばグランド花月にあるアンテナショップ「よしもと47ご当地市場」や劇場などのほか、県内では空港や駅の売店、ホテル、鹿児島ブランドショップ(名山町)を予定する。

※初掲時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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