今年3月で丸3年を迎える鹿児島中央駅前の「かごっまふるさと屋台村」(鹿児島市中央町)が4月23日、出店店舗の総入れ替えを行う。運営は「鹿児島グルメ都市企画」。
鹿児島の情報発信と若手企業家の育成をコンセプトに掲げ、「観光スポットとしてさらに充実していくこと」を目的に出店者を募集した。応募総数43店の中から選ばれた25店舗は以下の通り。
既存店舗は黒豚しゃぶの「黒豚横丁by南州農場」、鹿児島黒牛の「鉄板焼 うっしっしぃ~」、「海鮮酒場 こころ」、「鹿児島豚骨ラーメンはま田」、奄美の郷土料理「愛加那」、茶ブリや地鶏の「TAGIRUBA」など13店舗。新規店舗は黒豚料理の「まっぽし」、鹿屋から「お野菜王国」、カンパチや美湯豚の「港町食堂たるみず」、黒牛・黒豚・黒さつま鶏の「屋台ビストロZen-shin」など12店舗。県内各地から出店者が集まった。
2012年の開業以来、年間来村者数は当初の計画を上回る30万~50万人を推移しており、売上高は4億~6億5,000万円にも上る。4年目に向けて現「村長」の吉田英雄さんは「東南アジアの観光客が増えているので、それらにも対応しながら新しい屋台村を作っていきたい」と意気込む。
総入れ替えに伴い、3月29日~4月22日は工事のため休業予定。オープン後は毎月第1・第3月曜日を「休村日」に設定する。
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