少子高齢化やお墓の継承問題、ライフスタイルの変化などを背景に、供養の選択肢は樹木葬や海洋散骨など多様化しています。一方で、「新しい供養の形は、故人を弔う気持ちが薄いのでは」という見方も根強くあります。人々は供養に何を求めているのでしょうか。

海洋葬・粉骨サポートを展開する有限会社 縁(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:堤裕加里)と、寺院支援と樹木葬開発を手がける株式会社366(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤照男)は、全国の40~70代男女600名を対象に「海洋散骨と供養に関する意識調査」を実施しました。
調査の結果、89.7%が「供養は大切」と回答し、91.0%が「供養の形は時代に合わせて変わってよい」と回答しました。また、74.5%が「丁寧に行われる海洋散骨は供養の一形態」と回答しており、供養の形が新しくなることと、故人を想う気持ちが薄れることは、必ずしもイコールではないことが分かりました。
一方で、74.2%が「海洋散骨を選んだ場合でも祈りの場はあった方がよい」と回答しており、供養の方法が変化しても、故人を想い手を合わせる機会や場所を大切にしたいという意識も根強く残っていることがうかがえます。
調査から見えた「これからの供養の姿」
「供養の心が薄れている」と言われることもありますが、「亡くなった方を供養することは大切」と回答した人は89.7%に上りました。
また、「供養の形は時代に合わせて変わってよい」と回答した人は91.0%となり、多くの人が供養そのものの価値を認めながらも、その方法については柔軟な考え方を持っていることが分かりました。
海洋散骨の認知率は87.7%となり、多くの人がその存在を知っていることが分かりました。
海洋散骨には慎重な見方や抵抗感も根強く残っていますが、「マナーや環境に配慮し、丁寧に行われる海洋散骨は供養の一形態だと思う」と回答した人は74.5%に達しました。
海洋散骨には「手を合わせる場所がなくなるのでは」という指摘もあります。実際に、海洋散骨を選んだ場合でも「祈りの場はあった方がよい」と回答した人は74.2%に上りました。
今回の調査結果からは、供養方法の選択肢が広がるなかでも、「故人を偲ぶ」という供養の本質的な価値は変わっていないことがうかがえます。
人々は従来の形式か新しい形式かという二者択一ではなく、それぞれの価値観や事情に合わせながら、自分らしい供養のあり方を求めていると言えるでしょう。
調査サマリー
・ 89.7%が「供養は大切」と回答
・ 91.0%が「供養の形は時代に合わせて変わってよい」と回答
・ 海洋散骨の認知率は87.7%
・ 74.5%が「丁寧な海洋散骨は供養」と回答
・ 74.2%が「海洋散骨後も祈りの場は必要」と回答
調査概要
調査名:海洋散骨と供養に関する意識調査
調査主体:有限会社 縁・株式会社366
調査方法:インターネット調査(Freeasy)
調査対象:全国の40~70代男女
有効回答数:600名
割付:年代均等・男女均等
調査期間:2026年4月24日
調査結果詳細
Q1. 亡くなった方を供養することは「大切」と思うか?
「とても大切だと思う」55.0%、「やや大切だと思う」34.7%を合わせ、89.7%が供養を大切と考えていることが分かりました。

Q2. 供養の形は時代に合わせて「変わってよい」か?
91.0%が「供養の形は時代に合わせて変わってよい」と回答しました。伝統を重んじながらも、新しい供養のあり方を受け入れる意識が広がっています。

Q3. 「海洋散骨」という供養方法を知っていたか?
海洋散骨の認知率は87.7%となり、多くの人に知られる供養方法となっていることが分かりました。

Q4. 丁寧に行われる海洋散骨は「供養の一形態」か?
74.5%が「丁寧に行われる海洋散骨は供養の一形態」と回答しました。

Q5. 海洋散骨を選んでも「祈りの場」はあった方がよいか?
74.2%が「海洋散骨後も祈りの場は必要」と回答しました。自然葬を望みながらも、故人を想う場所へのニーズは依然として高いことが分かります。

Q6. 自分自身の供養について最も近い考え方は?
海洋散骨に関連する選択肢を合算すると36.0%となり、自然葬への関心の高まりが見られました。
また、「海洋散骨と祈りの場の両方を望む」「自然に還ることと祈りの場の両立で安心」と回答した人は21.0%に達しており、“自然に還りたい”という気持ちと、“祈れる場所が欲しい”という想いが共存していることが分かります。
総括
今回の調査から見えてきたのは、「供養を大切にしたい」という価値観そのものは変わっていない一方で、その実現方法は多様化しているという現実です。
海洋散骨をはじめとする新たな供養方法に対して理解を示す人が増えている一方で、多くの人が故人を偲び、手を合わせる機会や場も大切にしたいと考えています。
供養の形が変化しても、故人への想いや感謝の気持ちが失われるわけではありません。むしろ、人々はそれぞれの事情や価値観に合わせながら、自分らしい供養のあり方を模索していると言えるでしょう。
これからの供養には、多様な選択肢の中から、それぞれの想いに寄り添った供養を選べる環境が求められています。
寺院や地域社会においても、人々の多様な供養観を受け止めながら、故人を偲び、つながりを感じられる機会や場を支える役割が、今後ますます重要になっていくと考えられます。
多様化する供養ニーズへの取り組み
今回の調査では、海洋散骨への理解が広がる一方で、74.2%が「祈りの場」を求めており、実際に散骨と祈りの場の両立を望む人も21.0%に上ることが分かりました。
こうした声に応える供養の選択肢として、以下のサービスがあります。
有限会社縁では、海洋散骨と寺院での永代供養を組み合わせた供養サービス「teraumi」を提供しています。海洋散骨という供養方法と、故人を偲び手を合わせる場の双方を提供する、新たな供養の選択肢の一つです。
【会社概要】
会社名:有限会社 縁(えん)
代表者:代表取締役 堤 裕加里
所在地:鹿児島県鹿児島市坂之上7-7-3
電話番号:099-801-3637
事業内容:粉骨・洗骨・海洋葬・樹木葬・teraumi・終活セミナー講師
(宗教法人様向け)合葬墓ご遺骨整理支援・デジタル供養システム「こころ碑」開発・運営
URL:https://en1150.co.jp
会社名:株式会社366(さんろくろく)
代表者:代表取締役 伊藤 照男
所在地:東京都港区虎ノ門3丁目23-10 光円寺内
電話番号:050-5526-2150
事業内容:樹木葬・納骨堂の開発、宗教法人の顧問事業・DXシステム開発
URL: https://366.today