鹿児島市電・騎射場駅近くに3月19日、「キッチン ひでもも屋」（鹿児島市荒田）がオープンした。朝8時からのモーニングで始まり、ランチタイム、カフェタイム、さらに居酒屋としても営業する。「さまざまな人に幅広く利用してもらうため、他にはない形にしたかった」と、店主の五反田英仁さん。店名は自身の子どもたちの名前から名付けたという。

「キッチン ひでもも屋」の外観

　「いつかは必ず独立して店を持ちたかった」と話す五反田さんは、「れすとらん ますたーの台所」（自由が丘）で料理を学んだ。「こだわったおいしいものを、手頃な価格で食べてほしい」と、ハンバーグ定食（990円）やチキン南蛮定食（858円）など、1,000円以内でランチを提供している。枕崎産かつお節と北海道産昆布のだしで、5種類の野菜を使った具だくさんのみそ汁や、鹿児島県産あきほなみの特A米を使ったご飯など、「いろいろと工夫しながら、満足感の高いものにしている」という。テークアウトにはワンコインの弁当（500円）も用意する。

　15時からのカフェタイムには自家製ケーキ（300円～）を用意。「木のぬくもりを感じられる落ち着いた空間にした」という店内にはテーブル4卓、掘りごたつ2卓、カウンター5席を用意。18時には少し照明を落とし、居酒屋として営業する。夜のメニューの串かつは1本100円から。飲み放題（1,280円）もある。

　五反田さんは「さまざまな層のお客さまに来ていただける、地元に愛される店になれれば。要望なども取り入れながら、多くの人に来てもらえる店にしていきたい」と抱負を話す。

　営業時間は8時～23時。水曜定休。