鹿児島のカラオケパブ「パブ カサブランカ」(鹿児島市山之口町、TEL 099-224-9448)が10月16日、オープン30周年を迎えた。同15日~17日、記念イベントを行う。
天文館の文化通りと山之口本通り交差点の角にある紫明ビル3階に位置し、1985(昭和60)年にオープンした同店。店舗面積は約63平方メートル。店内はカウンター、ソファ席合わせ最大30人まで収容できる。飲み放題のカラオケパブとして、2次会利用客などに人気を集めている。
「客を楽しませるのが大好き」という店主の豊釜藤志さんは、20代で同店を始めた。「バブル全盛期を経て、楽しかったこと、きつかったこと、いろいろあったが、たくさんの人と出会えたことが宝」と振り返る。「店を長く続ける秘訣(ひけつ)は、昔からの知人であろうと、店内では一線を引いて接すること。営業中の店はお客さまの空間であると考え、勝手なことはしない」とも。
「時代やお客さまに合わせた店が増えているが、当店はこれまでもこれからもスタイルを変えず、レトロな面白いおじさんの店として、できる限り長く続けていきたい。30周年記念イベントでは、昔の写真など持ち寄って、懐かしい人たちとお祝いできれば」と話す。
営業時間は20時30分~翌5時。料金(2時間飲み放題、歌い放題)は、21時30分までの来店=2,500円、以降は3,000円(以上、チャージ料込み)。
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