天文館(東千石町、TEL 099-222-0648)で2月12日から、大島紬「つむぎコレクション2019」が開催されている。
奄美大島を本場生産地(発祥の地)とする絹織物・大島紬は、日本の民族衣装を代表する着物の女王とも呼ばれ、高級絹織物として着る人のステータスシンボルでもある。約1300年の歴史を誇る日本の伝統工芸品としても知られる。
会場では、昨年かごしま県民交流センターで開催された「本場大島紬フェスティバル」で来場者の投票により本場大島紬新作コンテストの上位入賞した作品を展示している。ほかに、反物小物展示や製造工程実演などを行っている。
2月10日には大島紬ファッションショーも開催された。「本場大島紬クイーン」による和装と鹿児島純心女子短期大学・生活クリエイトコースの学生による洋装ファッションショーが披露され、ショーに登場する洋装は学生がデザインから製作まで手掛け、制作した本人もモデルとして登場した。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。今月17日まで。