鹿児島・天文館のイタリアンレストラン「カンティネッタ ヴルカーノ」(鹿児島市東千石町、TEL 099-227-4543)が11月1日で25周年を迎えた。
妻の恵子さんがオーナーシェフ、夫の信也さんがオーナーソムリエを務める同店。恵子さんが東京・六本木のイタリアンレストランで修業後、夫の信也さんがソムリエになったのをきっかけに、2人の夢をかなえようと同店を開いた。オープン翌年には長男、翌々年には次男を出産。「子育てしながらでも、仕事は楽しみながら続けてこられた」と恵子さん。
店舗面積は約22坪、テーブル数は20席、カウンターは6席。主な客層は50代だが、「10代から100歳まで幅広い。25年やっているので、お客さまの世代も3代にわたっている例もある」。
メニューはアラカルトスタイルで、「恐ろしいぐらい単品のメニューが多い店」と恵子さん。パスタは15種類以上を用意し、自家製のパスタで提供するメニューは、「イカスミのタリオリーニ・アサリ&イカのソース・バジル風味」(1,540円)、「タリアテッレ・伊産ポルチーニ茸のソース」(1,870円)など。前菜は「アラ(串木野)のカルパッチョ・サルデーニャ産カラスミがけ」(1,540円)、「蝦夷アワビの冷静カッペリーニ(パスタ)・トマトソース」(2,750円)など20種類以上を用意する。
主菜は「手長海老(えび)のグリル(4尾)」(2,860円)、「メカジキ(屋久島)のカツレツ・トマト&苦野菜添え」(2,640円)、「仔牛腿肉のソテー・ポルチーニ茸入りきのこソース」(3,740円)など10種類以上をそろえる。イタリアワインは80種類をそろえ、常時300本以上を用意。カウンターには食後酒のグラッパも数種類そろえる。
恵子さんは「今の時期は白トリュフなども入っている。季節のメニューも楽しんでもられれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は18時~21時30分(ラストオーダー)。月曜定休。