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かごしま水族館の初代ゴマフアザラシ「ゴマタロウ」が福岡へ 繁殖のための雄交換で

輸送容器の中のゴマタロウ

輸送容器の中のゴマタロウ

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 いおワールドかごしま水族館(鹿児島市本港新町)で飼育されていたゴマフアザラシの「ゴマタロウ」が3月3日9時、雄の交換のため福岡の「マリンワールド海の中道」(福岡市東区大字西戸崎)に向けて出発した。

ゴマタロウの入った輸送容器を運び出す水族館スタッフ

 ゴマタロウ(推定8歳)は2013(平成25)年6月、北海道のおたる水族館から来館。野生下で保護された個体で、公募により「ゴマタロウ」と命名された。かごしま水族館では初めてのゴマフアザラシで、同館で飼育する雌「ゴマリン」の父でもある。

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 ゴマリンの母であるゴマミが死んだため、父と子の2頭となった同館では繁殖ができずにいた。マリンワールド海の中道でも飼育するゴマフアザラシが近親のみとなり、今回の雄個体の交換に至ったという。

 ゴマタロウは体温測定や採血などの診察を受けた後、木製の輸送容器に入れられ高速道路を移動し、約5時間後に福岡へ到着する。「輸送容器には水が入っていないので、途中、霧吹きなどで保湿ケアする」と同館展示課の吉田明彦さん。

 マリンワールド海の中道からは3月9日、雄のゴマフアザラシ「マスオ」(推定6歳)が到着する予定。「約1カ月は水槽移動の練習など環境に慣れさせる必要がある。公開できる日は分からないが、できるだけ早く見せられるようにしたい」とも。

 吉田さんは「繁殖期が冬なので、来年の今ごろにはマスオとゴマリンとのペアリングが実現するかも。相性もあるので確実なことは言えないが、再来年には赤ちゃんを紹介できれば」と期待を込める。