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「クラゲスト」が教えるクラゲの美しい撮り方 かごしま水族館で写真講座

参加者一人一人に用意されたクラゲ入りのグラス

参加者一人一人に用意されたクラゲ入りのグラス

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 いおワールドかごしま水族館(鹿児島市本港新町)で2月1日、特別ワークショップ「クラゲの美しい写真を撮ろう」が行われた。

クラゲ愛好家の平山ヒロフミさん

 同館で現在開催中の特別企画展「Jellyfish Dream クラゲ夢世界」に関連したワークショップで、同展のポスター写真を撮影した平山ヒロフミさんが講師を務めた。平山さんは鹿児島県出身のクラゲ愛好家で、「クラゲスト」と呼ばれることも。クラゲコミュニティー「jfish(ジェーフィッシュ)」を運営し、クラゲに関する著書は3冊。「マツコの知らない世界」などテレビやラジオ番組にも出演し、クラゲの魅力を全国各地で発信している。

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 今回のワークショップは事前申し込み制で、定員30人に達したため申し込みを締め切っていた。参加者の7割近くが一眼レフを持って参加。年齢層は半数以上が中高年で、20代も見られた。

 「水族館のクラゲコーナーは暗く、シャッタースピードが上がらないので撮影は難しい」と平山さん。「ゆったりと泳いでいるように見えるクラゲだが、実は拍動と呼ばれる動作を常に行っているので、画像がブレやすい」とも。

 前半のセミナールームでは、「好きなクラゲを見つけて、次に触手などの好きな部分を見つける。クラゲは拍動の度にいろいろな形を作り出すので、お気に入りの瞬間を見つけてほしい」と、クラゲとの向き合い方からアドバイスした。「まず連写してみて、好きな瞬間を見つけてほしい」とも。セミナールームには、参加者一人一人に「クラゲ入りのグラス」と青いアクリル板、下からライトアップするための照明を用意。初めてクラゲを撮影する人も多く、「難しい」という声が上がった。

 後半は、全員が閉館後のクラゲコーナーに移動し、他の来館者が帰った後の静かな環境でクラゲ撮影を楽しんだ。「シャッタースピードは50分の1秒から100分の1秒で」「ISOは800~1600ぐらい」「f値はなるべく小さく」など、一眼レフカメラでのマニュアルモード設定も伝えた。

 平山さん自身は、「1000枚撮影してみて、いいと思えるのはそのうちの2~3枚」だという。「1000枚撮れば、クラゲの写真の神様が降りてくる。そういう一枚を見つけてほしい」と励ました。