リゾートホテル「アクティブリゾーツ霧島」(霧島市霧島田口)の敷地内で7月26日、地元の農産物や手作り雑貨を販売する「霧島あくてぃぶ市場」が始まった。
霧島連山を望む高原地帯で別荘の多いエリアに位置する同ホテル。以前から「別荘の滞在者と近隣住民の交流を深めたいという思いがあった」と総支配人の田中啓一さん。地元の住民から出店者を募り、販売場所を提供するため市場を開いた。
販売場所は同ホテル本館の「離れ」1棟で、出店者による農産物や、手作り小物などをコーナーごとに展示販売。現在の出店者数は、農産物=5人、生花・手作り小物・手作りアクセサリー=各1人、陶器=2人。7月23日のプレオープン後、初めての日曜日には40人ほどの集客があった。「地元の方々の交流を目的としているので、利益を優先するものではない」と田中さん。「出店者の参加費は無料」とも。
販売所入り口には、当日入荷の野菜の掲示板と消毒液を設置する。地域住民からは、「近くに買い物ができる場所ができたと喜んでもらっている」と言う。
田中さんは「出店者も募集している。近くにお越しになった際は、ぜひ立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
営業は日曜・月曜の10時~15時。