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日置のコッペパン専門店「Karu coppe」が移転 ニコニコ笑顔パンをテークアウトで

「Karu coppe」の総菜入りコッペパン

「Karu coppe」の総菜入りコッペパン

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 日置市のニコニコマークが入ったコッペパン専門店Karu coppe」(日置市伊集院町妙円寺1)が8月23日、移転オープンした。

店舗外観

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 以前は徳重2丁目にあった同店。駐車スペースを十分に確保し、より分かりやすい場所を求めて移転を決めた。新店舗は山形屋ストア妙円寺店の目の前で、「車が止めやすい、周りに緑がたくさんあるから空気がおいしい、という声が届く」と店主の加藤一郎さん。

 同店をオープンしたきっかけは、他県への旅行中に食べたコッペパン専門店のパンの味。「給食で食べたコッペパンよりも柔らかく、食べやすい。そんなコッペパンを作りたくて独学でパン作りを学んだ。挟む具材は総菜でも、甘いクリームでも、おいしく仕上がる」と加藤さん。

 新店舗は「木の香りがするような木目を基調にした雰囲気」で、以前はイートインスペースもあったが、周囲には緑が多く、公園もあるので、「自然と触れ合いながらゆったり過ごしてほしい」とテークアウト専門にした。

 コッペパンにニコニコマークが付いているのは「パンを見て癒やされ、おなかも心も満たされるパンにしたかったから」。店ではパンのことを「パンくん」と呼び、普段は野菜嫌いの子どもに「パンくんが見ているよ」と言えば野菜を食べてくれることもあるという。

 「お薦め」はコッペパンに季節のフルーツとホイップクリームを挟んだ「季節のフルーツサンド」(370円)。「ホイップクリームは甘すぎず、1個ペロっと食べられる」。ピーナツの粒がゴロゴロ入った「ピーナツクリーム」(170円)や、タルタルソースと相性抜群のアジフライを挟んだ「魚フライ」(300円)も人気。

 そのほか、ヤブサメファームの卵を使い毎朝手作りする「卵焼き」(340円)や、マーガリンに砂糖を混ぜた「ジャリパン」(150円)も。「お客さまからの要望で作った。食べるとジャリジャリ音がする昔懐かしいパン」。

 加藤さんは「いろいろ制限されている今だからこそ、ニコニコ笑顔のコッペパンを見て食べて、幸せな気持ちになっていただけたら。たくさんのパンくんたちと笑顔いっぱいの店でお待ちしている」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~18時(売り切れ次第終了)。月曜・火曜定休。

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