鹿児島市立美術館(鹿児島市城山町)で11月8日、オーロラ写真家の中垣哲也さんによるトークライブ「オーロラが私たちに語りかけるすてきなメッセージ2020 in 鹿児島」が開催される。
中垣さんは2001(平成13)年にニュージーランドで真っ赤なオーロラに遭遇して以来、アラスカ、カナダ極北、北欧などへ90回以上の取材を重ねてきた。現在は「オーロラメッセンジャー」として、日本全国で上映会やオーロラ展を14年以上継続して開いているが、鹿児島での開催は今回が初めて。
「2011(平成23)年ごろから活発になった太陽活動は驚異的なオーロラをもたらし、その宇宙大劇場の中心といえるアラスカで取材を続けてきた」と中垣さん。当日はその取材の中から「最も驚異的で印象的なシーンをセレクトし、繊細な輝きを感動的に再現する」という。
中垣さんは「オーロラや自然・野生についての話題と共に、私たち生命を乗せた、かけがえのない奇跡の惑星・地球号について思いをはせていきたい。夢のようなオーロラに包まれる極北ワンダーランドの夜間飛行をお楽しみいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、1部=10時30分~12時、2部=13時~14時30分、3部=15時30分~17分。定員は各回30人。参加費は1,500円(25歳以下の学生は500円、学生証の提示が必要)。予約は電話(TEL 090-5654-3236)で受け付ける。