日置の日吉町にハワイ名物「フリフリチキン」のテークアウト専門店「森の煙り」(日置市日吉町日置)がオープンして3カ月半がたった。経営はさつま揚げ専門店「玖子貴(きゅうじき)」(日吉町神之川)。
かつての「地滑り資料館」をリフォームして、昨年12月10日にオープンした同店。「地域おこしの一環で何かできないかと(同社に)相談があり、景観の良さを生かして外で作れるフリフリチキンを選んだ」と店長の中島康宏さん。
「フリフリ」とはハワイ語で「回る、回転」を意味する。若鶏に13種類のハーブスパイスで下味をつけ、8種類の調味料をブレンドした特製のタレを塗り、機械で回しながら備長炭で焼き上げる。価格は、ハーフ=850円、1羽=1,700円。
同社のさつま揚げも販売しており、棒天(450円)、ごぼう、チーズ)(以上500円)などのほか、北海道産コーンをまぶした同社で一番人気のさつま揚げ「やきもろこし」や明太子とマヨネーズを和えたソースを特製のすり身で包んだ農林水産大臣賞受賞のさつま揚げ「明太小丸」を入れた詰め合わせパック(600円)も用意する。店内にはハンドメード作家によるアクセサリーなどの雑貨販売コーナーもある。
営業時間は11~17時(土曜・日曜・祝日は10時30分~)。月曜定休。