大阪名物の串カツ専門店「串カツ田中 鹿児島ライカ店」(鹿児島市中央町)が4月23日、鹿児島中央駅前の商業施設「Li-Ka1920(ライカ イチキューニーマル)」1階にオープンした。
経営は全国展開する「串カツ田中ホールディングス」(東京都品川区)で、県内初出店。店舗面積は20.29坪、テーブル、カウンター、ドラム缶席など48席を用意する。「二度づけ禁止」で知られる串カツ店だが、昨年コロナ禍を受け、客席に備えられたソースにつける方式から、容器に入ったソースをかける方式に変更している。ソースにつける方式を希望する客には、ソースディスペンサーと空き容器を提供する。
串カツは「牛ヒレ」(280円)、「串カツ牛」(150円)、「豚ヒレ」(170円)などの肉、「大串エビ」(330円)、「たらこ」(150円)、「キス」(240円)などの魚、「紅ショウガ」「しいたけ」(以上150円)、「レンコン」(100円)などの野菜といった定番メニューのほか、「鰆(さわら)」(150円)、「ふきのとう」(280円)などの季節メニューもそろえ、常時30種類以上を用意する。
サイドメニューは、客がジャガイモを好みの大きさにつぶして作るポテトサラダ(490円)、河内地方の特産品という馬肉を薫製にした「さいぼし」(650円)、食べれば「売れっ子になる」伝説があるという「肉吸い」(540円)など。平日限定でハイボールやレモンサワーが1杯99円になるハッピーアワーも提供(18時までの注文が対象)。
衣・油・ソースは全てが同社のオリジナルブレンドで、レシピは「門外不出」。「全店、味のブレがない」と広報担当者。「串カツだけでなく、大阪ではなじみの味の肉吸いや、かすうどん、自分で焼いて作れるたこ焼きも取りそろえている。飲み会としてだけでなく、休日の昼飲みやファミリーの食事処としても利用いただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時30分~23時30分。