鹿児島・名山町の「Gallery POLANNCA(ギャラリーポランカ)」(鹿児島市名山町)で11月15日、漫画家・イラストレーターの白水汰一(しろうずたいち)さんと、妻でハンドメード作家・漫画家のつくしゆかさんによる夫婦展「I Wish…」が始まった。
白水さんが描いた女性イラストに、つくしさんが作る実物のアクセサリーを施したコラボ作品を展示する。夫婦でギャラリー展示を行うのは初めて。「I Wish…」というタイトルには、「アクセサリーを着ける人の願いがかないますように」という思いを込めた。
コラボとして展示する作品は10点。そのほか、インド刺しゅうリボン、レジン、ビーズなどを使ったつくしさん手作りのアクセサリーを多数展示販売する。イヤリングとピアスのパーツ変更にも会場で対応する。
白水さんは現在、主に漫画背景アシスタントとして東京や韓国からリモートで仕事を受けている。イラストのほか、商業漫画のネーム(コマ割りやセリフなどの下描き)なども手掛ける。
元看護師のつくしさんはアクセサリー作りを始めて10年で、月1回、天文館キッズマーケットでの路上販売も行う。そのほか、漫画制作も行っており、自身の経験を元に強迫性障がいの闘病記をエッセー漫画にした「つくしと強迫性障害 徒然日記」をオンラインで公開している。会場ではつくしさんの手作り漫画も読むことができる。
白水さんは「イラストとアクセサリーの組み合わせを楽しんで。販売も行っているので、大切な方や自分へのプレゼントとしても手に取ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。
営業時間は11時~19時。入場無料。今月21日まで。