見る・遊ぶ 学ぶ・知る

鹿児島・日置の女子サッカークラブチーム、CFで支援呼び掛け

「日置シーガルズFC」のメンバー

「日置シーガルズFC」のメンバー

  • 30

  •  

 日置の女子サッカークラブチーム「日置シーガルズFC」が現在、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で大会運営や全国大会遠征に向けた支援を呼び掛けている。

[広告]

 2007(平成19)年に生まれた同クラブ。現在、日置市を中心に鹿児島各地から集まった中学生・高校生28人の女子選手が練習を行っている。2021年度は鹿児島県U-15とU-18サッカー選手権、U-15フットサル選手権の鹿児島県主要3大会で優勝、サッカーの九州選手権大会では準優勝、フットサルの九州選手権大会では優勝を果たし、2つの全国大会出場権を獲得した。

 活躍の一方、選手不足という問題も抱えてきた。「小学生から中学生に上がるタイミングでサッカーを続けることを断念する女子は少なくない。学年に1~2クラスしかない地方の中学校にはサッカー部がなく、あっても女子は入れないなど、サッカーをやりたくてもできない状況がある」と監督の時吉祐一郎さん。遠方から片道2時間かけて送迎する保護者もいる。時吉さんは「選手や保護者の負担を少しでも減らしたい」という思いから、クラウドファンディングの実施を決めたという。

 目標金額は50万円。支援コースは1,000円から。金額に応じて、チームステッカー、チームタオル、オリジナルサコッシュ、オリジナルパーカーなどを来年2月に届ける。集めた支援金は「日置シーガルズカップ女子U-12大会」の開催に必要な会場費や運営費、岐阜県・三重県で行われる全国大会への遠征費(宿泊費や交通費)などに充てる。

 時吉さんは「鹿児島の女子サッカーを活性化させ、選手たちが未来のなでしこを夢見てワクワクできるような環境を作っていきたい。ぜひ協力いただければ」と支援を呼び掛ける。

 12月29日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース