鹿児島・名山町の「Gallery POLANNCA(ギャラリーポランカ)」(鹿児島市名山町)で1月31日、公募グループ展「DREAMERS ART ~火~」が始まった。主催は鹿児島芸術総合サイト「ART・PORTE(アート・ポルテ)」。
毎回一つのテーマを決め、ジャンル・経歴を問わず出展者を募集する同展。開催は3回目。初回は「人魚」、第2回は「艶」をテーマとしていたが、今回は「火」。同サイト代表の古賀星羅さんは「『火』は希望や情熱などポジティブなイメージで使われる一方、『争いの火種』『ネットでの炎上』と言ったネガティブな例えにも使われる。そうした対局のイメージを持つ言葉からどのような作品が生まれるか」との思いで、このテーマを決めたという。
参加アーティストは30人で、20代を中心に10~60代と幅広い。絵画、イラスト、写真、ドールハウス、木彫のほか、新ジャンルとして書道やお面なども展示する。
古賀さんは前回の「艶」を振り返り、「難しいテーマだったが、作家の個性が発揮され、同じテーマでもさまざまな解釈・表現が可能だと感じた」と話す。「今回は『火』という言葉から、広がりのあるアート作品を展示している。新しく出展する人もいるので、楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
営業時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。2月6日まで。