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鹿児島・天文館で「さくらねこ」をテーマにした作品展 「情報発信で力に」

来場を呼び掛けるめい風るさん

来場を呼び掛けるめい風るさん

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 鹿児島・天文館のショップ&ギャラリー「SOMETHING(サムシング)」(鹿児島市東千石町)で3月19日、イラストレーター兼ポートレートモデル・めい風る(めいぷる)さんの個展「さくらねこ~ぼくのずっとの家族になってください~」が始まった。

会場の様子

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 9年前、多頭飼育崩壊となった友人宅から子猫を引き取って以来、動物愛護活動に興味を持ち始めたというめい風るさん。自身の家は広さがなく、保護は1匹が限界であることから、「情報発信の面で力になりたい。さくらねこについて知ってもらう空間を提供したい」と今回の開催を決めた。

 会場には、桜島のさくらねこをテーマにした写真100点、猫をテーマにしたイラスト作品25~30点。そのほかの作品20点を含め計150点近くを展示する。「動物愛護の世界に入りづらさを感じている人にも、気軽に立ち寄ってもらえる柔らかい雰囲気の空間作り」に仕上げた。

 めい風るさんは「さくらねこという言葉だけでも知って帰ってもらえたら幸い。ご飯をあげるだけが愛ではないこと、悲しい命がこれ以上増えないために、何ができるか考えるきっかけになれば」と期待を込める。

 開催時間は11時~18時。入場料は300円。作品の売り上げの一部を動物愛護団体に寄付する。4月24日まで。

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