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鹿児島で二人展「青屋根雑貨店のお客様」 架空の雑貨店と客を描く

コラボ作品の一例

コラボ作品の一例

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 イラストレーターの海嶌(みしま)あありすけさんと苺野満(いちごやみちる)さんが現在、天文館のショップ&ギャラリー「SOMETHING(サムシング)」(鹿児島市東千石町)で二人展「青屋根雑貨店のお客様」を開いている。

会場やグッズ

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 2人の女性アーティストが手がける同展。「どこか不思議な国の2人の魔術師が作ったすてきな雑貨店と、そこに来たお客さまたちの物語」をテーマに、短い文章の付いたアート作品が並ぶ。

 メインとなるコラボ作品は4点。海嶌さんが「模様のデザインとアールヌーボーな画風」、苺野さんが「空間のデザインと物語のある風景画」を得意とすることから、雑貨店の室内を苺野さんが描き、それに合わせた模様と物語を海嶌さんが担当した。

 そのほか、作品の世界を広げようと雑貨店への来店客をイメージしたキャラクターとそのストーリーをそれぞれが5点ずつ描いた作品、同雑貨店内に「飾ってありそうな」絵画を展示。調度品やアート作品を飾ったフォトスポットも用意する。

 オリジナルグッズのラインアップも増やし、ビスマス結晶(1,200円)、額縁入りポストカード(1,500円)、クリアファイルやレターセット、アクセサリーなどを展示販売するほか、海嶌さんのデザインによる缶バッジを入れたカプセルトイ(1回100円)も設置している。

 海嶌さんは「2人の化学反応で架空の雑貨店に物語と奥行きができた。妖しい絵画や美しい調度品の数々、鮮やかな色彩が何かに行き詰まっている人の息抜きになれれば」と来店を呼びかける。

 開催時間は11時~18時。入場料300円。10月2日まで。

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