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姶良「JTの森 重富」で親子ファミリーウオーク 11月開催へ

「さくら見晴台」からの眺望

「さくら見晴台」からの眺望

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 「JTの森 重富」(姶良市脇元)で11月6日、「親子ファミリーウオーク」が開催される。

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 JT(日本たばこ産業=東京都港区)の社有林である同森林。1948(昭和23)年、同社の前身・大蔵省専売局が天然防虫剤「樟脳(しょうのう)」の原木となるクスノキ人工林育成のため取得した。現在は一般開放しており、2012(平成24)年3月には「霧島錦江湾国立公園」の公園区域にも指定されている。植栽後60年以上がたち、「さまざまな動植物が定着し、自然度の高い森へと移り変わっている」という。

 同社は「Rethink(リシンク)=視点を変えて、物事を考える」をキーワードに、「これまでにない視点や考え方」を生かしながらパートナーシップで地域社会の課題解決に取り組む「リシンクプロジェクト」を全国に展開しており、同イベントはその一環。

 当日は「くすの木自然館」(姶良市平松)代表理事の浜本麦さんが案内人を務め、生物多様性や鹿児島湾とのつながりなどに関するレクチャーを行いながら散策する。コースは「白銀坂入り口」から「さくら見晴台」までの往復。姶良カルデラ外輪の一部でもある小高い山に位置することから桜島と鹿児島湾の見晴らしが良く、カルデラ壁を構成する崖や渓谷・滝も見られる。森の中央部を通る石畳の道「大口筋白銀坂(おおくちすじしらかねざか)」は戦国武将が陣を構えたといわれ、歴史国道にも指定されている。

 開催時間は8時45分~16時。事前申し込みが必要で、締め切りは10月14日。募集対象は親子ペア(小学4~6年生と保護者)。定員は10組(定員を超えた場合は抽選)。参加無料(昼食は各自で用意)。

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