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鹿児島・天文館に生わらび餅の店 韓国式かき氷・わらび餅ドリンクも

来店を呼びかける店主の松元さん(左)とスタッフ

来店を呼びかける店主の松元さん(左)とスタッフ

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 鹿児島・天文館のテンパーク通りに11月10日、生わらび餅の店「ふわとろ菓子舗 warabi.」(鹿児島市東千石町、TEL 099-800-9725)がオープンした。

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 運営は「オールライト天文館事業所」(同)。代表の松元孝輔さんが就労継続支援A型事業の一つとして開業した。元々わらび餅が好きな松元さんは、これまでも味や素材にこだわりながら「ふわとろ食感」のわらび餅を作りたいと試行錯誤を重ねてきたという。「たどり着いたわらび餅をたくさんの人に食べてほしい」との思いで出店した。ネオン飾りをアクセントにした店内には、テーブル6席、カウンター5席を備える。

 生わらび餅は本わらび粉を主体に、でんぷん素材には蓮根の粉「はす粉」、仕上げには熊本産の「深煎りきな粉」を使う。黒蜜は奄美大島産の黒糖を使い店内の厨房で手作りしているという。「ふわとろ生わらび餅」(小=390円、中=500円)、「クリーム生わらび餅ドリンク」(黒蜜・抹茶、各500円)などがある。

 そのほか、「粉雪ドルチェかき氷」も用意。製造には韓国から取り寄せたマシンを使う。ミルクを瞬間凍結して削り出すもので、「粉雪のような口溶け」が特徴だという。「通常のかき氷と違い、アイスクリームに近い。冬でもおいしく食べられる」と松元さん。いちごとティラミスがあり、価格は500円~900円。

 松元さんは「ネット通販やイベント出店、ギフト用わらび餅も今後展開していきたい。ふわとろ感覚の新しいスイーツも増やしていく予定」と話す。

 営業時間は11時~19時。日曜・祝日定休。

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