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鹿児島・東開町にキャンプ料理用の精肉店 焼き肉弁当や総菜も

来店を呼びかける店主の砂坂さん

来店を呼びかける店主の砂坂さん

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 鹿児島・東開町に「肉や惣菜(そうざい) jyu(ジュー)」(鹿児島市東開町、TEL 050-8884-9084)がオープンして12月27日で3カ月がたった。

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 経営はムゲンフーズ(坂之上)。2代目社長の砂坂瞬至(しゅんじ)さんが経営する同社。肉卸業を営みながら、坂之上で焼き肉店「炭焼ムゲン」も経営している。東開町のアウドドアショップ「HALU」の社長から「隣にキャンプ専門の肉屋を開いてもらえないか」と相談があり、砂坂さんは「肉問屋としての知識やノウハウを生かしたい」との思いでHALUの隣に出店を決めたという。

 店内はモダンなカフェ風で、「精肉店のイメージを覆す内装にした」と砂坂さん。設計の段階から「若い人にも来てもらいやすい店を目指した」とも。オープン前には近隣の住民から「カフェができるのか」と聞かれることもあったという。昼の時間でも多くの客が入れるよう売り場は広めに作り、キャンプ料理に関する本のコーナーも設けた。

 キャンプ料理用の「お薦め」は「Tボーンステーキ」(100グラム500円)。メキシコ産の牛ブランド「ボナプライム」を使い、「他のステーキに比べて比較的安定した価格で、臭みもなく、脂やサシも少ない」という。肉は2センチほどの幅にカットした状態で提供する。事前に電話予約があれば店内でステーキを焼いておくこともできる。

 弁当の「お薦め」は「焼き肉弁当」(550円)で、「炭焼ムゲン」のタレを使い、牛・豚・鳥を盛り合わせた「ボリューム感が特徴」だという。総菜は唐揚げ、ポテトサラダなど。今後は昼の時間に合わせた「できたて弁当」のラインアップも増やす予定。

 砂坂さんは「肉の目利きができるからこその店。もっとおいしい食べ方や、安くておいしい肉の情報を伝えていきたい。若い人が精肉店に新たなイメージを持つ店になれれば」と話す。

 営業時間は10時~19時。日曜定休。駐車場は隣接するHALUと兼用で10台程度。年内の営業は28日まで。

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