eスポーツ総合施設「mirai JAPANNEXT PARK(ミライ・ジャパンネクスト・パーク)」(鹿児島市中央町)が鹿児島中央駅近くにオープンして、6月22日で2カ月がたつ。
経営は小幡総業(同)。「黒豚しゃぶ鍋 八幡」など鹿児島市内に飲食4店舗を展開する同社。小幡雅道社長が「飲食以外にも目を向けたい」との思いで、鹿児島県eスポーツ連合・事務局長の松田知大さんらと提携して開業した。
東口のホテルガストフ地下1階にあり、施設面積は約70坪。同施設とスポンサー契約を結ぶディスプレーメーカー「JAPANNEXT」のモニターがずらりと並ぶオープン席(1時間500円)、ハイスペックPCを備えたライブ配信ルーム2室、利用者の休憩やミーティングができるコミュニティースペースなどがある。
プログラミング教室や動画編集講座も開く。「楽しみながら学んでほしい」とサードプレイス(第三の場所)のような場づくりも目的とし、パソコンに詳しい学生が子どもをサポートする場や、「親が中央駅で買い物をする間に子どもがパソコンに触れる自習室にもなれば」と小幡社長。PCに詳しいスタッフも常駐する。
今後は施設運営の後援を企業に呼びかけ、「子どもが利用する場合は無償化するなど、学童教育のような機能を持つ場にしていきたい」と話す。
営業時間は12時~22時。