鹿児島の3人制プロバスケットボールチーム「EXPLORERS KAGOSHIMA(エクスプローラーズ鹿児島)」が5月16日、鹿児島県文化スポーツ局長らを表敬訪問した。
エクスプローラーズ鹿児島は2017年5月、代表の三好邦夫さんが鹿児島のプロバスケットボールチームとして設立。鹿児島にゆかりのある選手で構成する。「鹿児島でバスケを根付かせるため、子どものころからバスケに親しんでほしい」という思いで小中学生を対象にバスケット教室も開いている。
6月2日に宮崎で開幕する「3×3.EXE PREMIER 西日本CONFERENCE」を目前に控え、球団代表代理の山下紀和さんをはじめ、エクスプローラーズ鹿児島のキャプテンを務める戸島清一郎選手、館山健太選手、入間川大樹選手が鹿児島県庁を訪れた。
チームは2018年の「Regular Round九州・沖縄Conference」のRound7で優勝し、シーズンを通して2位の戦績を収めプレーオフへ進出、全国ベスト16の戦績でシーズンを終えた。3×3は来年に迫った東京オリンピックの種目にもなっていることから、山下さんは「エクスプローラーズ鹿児島から日本代表を輩出したい」と意気込みを示し、有木正吾局長は「鹿児島から日本代表が誕生するよう、ぜひ頑張ってほしい」と激励した。
新シーズン開幕に向け、種子島での合宿や、鹿児島市内の高校や隣接する市の中学校の体育館で練習を行い、選手間でのコミュニケーションを図りチームワークの向上を高めている。今後の目標について、戸島選手は「3×3を皆に知ってほしい。そのためにまずは試合で勝ち進んでいきたい」と意気込みを見せる。
山下さんは「鹿児島では中央駅のアミュ広場でも3×3の大会が行われるので、楽しさが伝わると思う。ぜひ一度見に来てほしい」と鹿児島でバスケを広めたいという思いを語る。