人が集まるアートショップ&ギャラリーを併設したデザイン事務所「art space&shop haru(アートスペース アンド ショップ ハル)」(鹿児島市平之町)が開設された。
社長の三浦功二さんは10年ほど前に東京でデザイン事務所を設立。当初からUターンを計画していたが、鹿児島へ帰省する度にコインパーキングが増えていくのを見て、アートで街を元気にしたいという思いから生まれ育った平之町で「人が集まるスペースを併設したデザイン事務所を作った」と話す。
ギャラリーは白を基調としたキューブスペースで、ショップは赤の壁をアクセントに白い床やランプで作家のアトリエをイメージ。展示会やワークショップ、マルシェなどのイベント会場として利用することができるほか、プロジェクターやスクリーンを利用し25人ほどの上映会を行うこともできる。店舗面積はギャラリー約25坪、ショップ約12坪。
店内では現在、「フォトグラファー古藤光久個展『精霊たちの森』」と「カスタムドールの世界展II」の展示会を開催。ショップでは「ネオブライスドール」(1万9,332円)、「ミディブライスドール」(1万5,660円)、「ハンドメイド生活雑貨」(350円~3,000円)、「ドール関連商品」(216円~1万2,106円)などを取りそろえる。
「ギャラリーは気軽にアートを楽しめる場。天文館と中央駅の中間に位置しているので、ショッピングに来たときや駅に向かう途中などに、ブラリと立ち寄ってほしい」と三浦さん。
営業時間は11時~18時(土曜・日曜・祝日は10時~17時)。水・木曜定休。