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「おにぎりと丼 三代川」が鹿児島大学近くに移転 ビビンバや鶏飯も

店主の三代川みどりさんと店内の様子

店主の三代川みどりさんと店内の様子

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 伊佐米を使ったご飯物料理店「おにぎりと丼 三代川(みよかわ)」(鹿児島市荒田)が鹿児島大学近くに移転オープンして3カ月がたった。

「おにぎりと丼 三代川」のおにぎり

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 移転前は鴨池で営業していたが、「目立たない場所だったため、学生や人通りの多い地区への移転を決めた」と店主の三代川みどりさん。新店舗は法文学部前交差点から騎射場交差点へ向かう通りに面し、店舗側面には大きな文字で「愛情満詰 おにぎりと丼」と書かれた看板を設置。店の前面にはおにぎりの絵も飾っている。店舗面積は約36平方メートル。イートインスペースにはカウンター8席、テーブル2卓。

 三代川さんが奄美出身であることから、おにぎりには奄美風のものも。人気の「卵巻」(180円)は、ボールのように丸めたご飯を薄焼き卵で包んでいる。「これは徳之島の卵おにぎり。運動会にはみんなが持っていくような奄美のソウルフード」だという。奄美ではおかずと共に食べることが前提なので、中身は入れないが、同店ではおかず無しでも食べられるようにおかかを入れている。「スパム」(180円)は、スパムと卵焼き、レタスをサンド。奄美ではスパムおにぎりがよく売られている。

 このほか、若い世代に人気の「黒豚みそ」や、「ラー油きくらげ」「ちりめん山椒」「明太子」「梅」(以上150円)など全15種類のおにぎりがある。

 丼物の一番人気は「ビビンバ」で、奄美の郷土料理「鶏飯」のほか、「キーマカレー」「ハヤシライス」(以上、丼物は全て580円)があり、50円追加で大盛りにできる。

 食材は全て「国産・地産地消」にこだわり、伊佐米のほか、有明海苔、香川県小豆島の佃煮などを使っているという。三代川さんは「のりがしっとりして、お袋の味を思わせるおにぎり。学生さんはもちろん、多くの方に食べてもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~16時ごろ(売り切れ次第終了)。日曜定休。

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