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鹿児島・天文館に80年代をイメージした居酒屋 地鶏ユッケずしが人気

店舗の外観

店舗の外観

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 鹿児島・天文館に鶏料理の居酒屋「鶏と酒と私 NONGORO男(ノンゴロマン)」(鹿児島市西千石町)がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 文化通りで13年間営業した居酒屋「楽宴」が前身。帰り道に気軽に寄れる「ネオ大衆酒場」に業態を変更し、リーズナブルな単品メニューを数多くそろえた。店名の「ノンゴロ」は、鹿児島弁で飲む人を意味する「呑(の)んごろ」に由来する。

 店内は1980年代をイメージ。当時のポスターや雑誌、BGMを使い、「その時代に戻れる」工夫を施した。店舗面積は30坪で、席数は55席。

 同店は鶏肉料理に力を入れており、オーナーの佐藤幸起さんは日本唐揚協会公認の資格「カラアゲニスト」を持つ。看板メニューは黄身しょうゆを漬けて食べる「地鶏ユッケずし」(ハーフ=390円、ロング=590円)。東京新大久保の「PALLET46」の人気メニューを参考に、佐藤さん自ら開発した。「客の前で押しずしの型を外すパフォーマンスが好評」という。

 ドリンクは自家製瓶詰めサワーの「ノンゴロブラック」(390円)が人気。芋焼酎を黒酢と蜂蜜で割っているため、「焼酎が苦手な人も飲みやすい仕上がり」とも。

 その他にも、鶏卵を殻ごと2日間かけて薫製にしたものに昆布だし、塩、金粉をかけた「ゴールデンエッグ」(1個=390円、2個=600円)、客がつかんだ数だけその場で天ぷらなどに調理する「ピーマンのつかみどり」(390円)などユニークなメニューが多く並ぶ。

 佐藤さんは「NONGORO男でしか味わえない料理やお酒が多くあるので気軽に来てほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は16時~24時。日曜定休。16時~18時は各種ドリンクが格安で注文できる「早飲み企画」も行っている。

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