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鹿児島・宇宿に「濃厚どろ・つけ麺 金之麦」 つけ麺文化を鹿児島に

「濃厚どろ・つけ麺 金之麦」の濃厚つけ麺とんこつ並盛

「濃厚どろ・つけ麺 金之麦」の濃厚つけ麺とんこつ並盛

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 鹿児島市電・脇田電停近くに10月27日、「濃厚どろ・つけ麺 金之麦」(鹿児島市宇宿)がオープンした。経営は丸タカ(東開町)。

「濃厚どろ・つけ麺 金之麦」の外観

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 移転のため10月末で閉店した東開町の「アイアイラーメン東開店」から分散移転した店舗の一つで、同社はこのほか、先月中旬に中華料理店「金之麦飯店」の谷山店と宇宿店もオープンしている。

 「鹿児島にはつけ麺を食べる文化がまだ根づいていないため、それを広めたかった」と社長の久留知晃さん。創業以来、全国各地を食べ歩き、「自分が食べたいつけ麺、つまり濃厚だが脂を使わず、食べやすいつけ麺を開発した」と話す。「どろどろ感を全面に押し出しているが、さっぱりしている。シチューのようなイメージでレシピを作った。まだまだおいしく、どろどろにできると思う」とも。

 麺は北海道産小麦粉100%の極太麺で、同社系列の「金之麦製麺所」(谷山港)で作っている。スープは豚骨をベースに豚骨から出る脂や油を取り捨て、動物性コラーゲンや大量の野菜を煮込むことでとろみを出し、「麺に負けない濃厚どろどろ」を実現している。「スープと麺が互いを主張しすぎないバランスのいいつけ麺」と久留さん。麺には豚肩ロース、鶏胸肉、豚バラのチャーシューが付く。

 「濃厚とんこつどろスープ」をベースにした「つけ麺」のメニューは、「とんこつ」(850円~)、「魚介」(880円~)、7種のスパイスを合わせた「濃厚どろ魚介つけ麺 カレー」(1,000円~)や、激辛の「雷(かみなり)」(900円~)などをラインアップ。ほか、昆布とかつおだしの「中華そば」(しょうゆまたは潮(しお)、830円~)、手作りの「とろふわシュウマイ」(2個180円)など。つけ麺スープを温める「焼き石」や、2口分程度の「追い飯」のサービスも提供している。店内はカウンター席のみ。

 営業時間は11時~15時、18時~22時。水曜定休(今後変更の可能性あり)。駐車場は店舗裏に2台分あるが、近くのファミリーマート前コインパーキングの1時間無料券も用意する。

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