鹿児島・下荒田に4月15日、切りたての生ハムとワインを提供する「サルーミカフェ（SALUMI cafe）」（鹿児島市下荒田1、TEL 050-6871-2133）がオープンした。

「サルーミカフェ」のクラテッロ・ディ・ジベッロ

　イタリア産の生ハムを13種類そろえる同店。産地はパルマやサンダニエーレなど。店名の「サルーミ」はイタリア語で、生ハム、サラミ、ソーセージなど「肉の加工品を表す言葉」と店主の鹿毛隆志さん。以前はレストランバーを経営していたが、「1人でも切り盛りできるスタイル」として今の業態を選んだ。

　店舗面積は約12坪、席数はカウンター7席。カウンター横のショーケースには「生ハムの王様」といわれる「クラテッロ・ディ・ジベッロ」、豚ほほ肉を熟成させた「グアンチャーレ」、フェンネルを練り込んだ「サラミ・フィノッキオーナ」などがブロックで並ぶ。生ハムの単品は400円から。

　ワインはイタリアやスペイン産が中心で、グラスワインも400円から。ボトルワインは「メニューに書ききれないほどそろえているので聞いてほしい」と鹿毛さん。常時2種類のクラフトビールも用意し、ビールの銘柄は3～4日のペースで変わる。「みちのくレッドエール」「ブルックリン ソラチエース」「瀬戸内ヴァイツェン」など。価格は600円～。おつまみには、フィッシュアンドチップス、チーズ盛り合わせ、サンドイッチなども用意する。

　生ハムやおつまみはテークアウトも可能で、自宅で飲みたい人のために5種類（800円）と8種類（1,200円）から選べる盛り合わせを用意する。「注文を頂いてからスライスしているため多少時間がかかるので、電話で予約してもらえればスムーズ。パンチェッタなどはベーコンの代わりに料理にも使えるので、ブロックで買い求めるお客さまもいる」とも。

　「住宅街に位置しているので、地元の皆さんが気軽に立ち寄れる店にしていきたい。昼飲みにも、家飲みにも利用いただけば」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は14時～24時（時短要請により変更あり）。第1・第3火曜と第2・第4水曜定休。