天文館のショップ&ギャラリー「SOMETHING(サムシング)」(鹿児島市東千石町)で11月3日、鹿児島のイラストレーター・ヨシサコツバサさんの個展「ポップ七変化」が始まった。
日常生活にある「ちょっとしたうれしいことや幸せなこと」を鮮やかな色合いでキャッチーに描くヨシサコさん。タイトルの「七変化」には「いろいろな種類の『ポップ』を味わってほしい」という思いがあり、「レトロポップ、日常の中にあるポップ、ダークポップなどの種類がある」と話す。
展示する作品は100点近くで、そのうち3~4割は新作。レトロ調のものをはじめ、鹿児島の風景などをデフォルメした背景のイラスト、ネガティブなテーマをポップなタッチで表現したイラスト、バンドや音楽をテーマにしたデジタルイラスト、イラストレーター業での制作物などを展示する。手描き作品の画材はボールペン、マーカー、コピック、アクリル絵の具を使う。
会場ではポストカード、ステッカー、ペイントバッグ、ミニ原画なども販売する。「展示スペースを生かし、ボリュームのある内容となっている。作品鑑賞を通して自分なりの『ポップさ』を見つけてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~18時。入場料300円。12月5日まで。