鹿児島でペット向けヘルスケア事業を行う「Buddycare(バディケア)」(鹿児島市名山町)が7月4日、「おなかの弱い愛犬」のためのペットフード「低脂質チキン・ケア」の販売を始めた。
令和2年度「鹿児島県ビジネスプランコンテスト」のファイナリストに選ばれた事業を法人化する形で昨年4月1日に設立した同社。主力商品は犬用のフレッシュフード「Buddy FOOD(バディフード)」で、「新鮮な」食材に最小限の加工を行い冷凍してオンラインで販売する。今回発売したのは同ブランドの新商品で、「おなかの弱い愛犬のための低脂質ごはん」。
COOの長井聖司さんは「愛犬の多くが消化器のトラブルを経験している。そこで有効なのは低脂質のごはんを与えることだが、現在市場にあるものは味が薄いために食いつきが悪く、食べてくれないというのが多くの獣医師・飼い主の悩みだった」と振り返る。さらに「低脂質ドッグフードの多くが輸入品で、近年のコロナ禍や円安により入手しにくく、価格が高騰している」ことも開発の背景にあるという。
長井さんは「鶏ささみやサツマイモなど鹿児島の食材をふんだんに使った自信作。暑さの厳しいこの時期、愛犬も夏バテを起こしやすい。時節柄、胃腸が弱ってしまった愛犬にもお薦め」と利用を呼びかける。
価格は1パック495円。